さて、昨年のサポートショップは7店でしたが今年はさらに4店が増えました。とはいえ、昨年のサポートショップに関してはオリジナルマスキングテープは同デザインだったので、昨年訪れた人にとっては正直ほっとする発表でしたが、それにしても今回追加された4店とも食べ物やさん。昨年も食べ物やさんが多くてまわりきれませんでした。今年はそのまわりきれなかった和食のお店「多幸半」さんへリベンジです。
夜に行くとちょっとお高そうだったので、今回はランチで。平日だから大丈夫だろうと予約せず12時より少し早めに入ったのですが正解でした!12時を過ぎたらどんどん人がやってきて、予約していない方は残念ながら席がなくて帰っていかれる方も多かったので。
絶対ここで食べる!と決めている方は予約をおすすめします。
私たちはカウンターでいただくことにしました。
オーダーしたのは、多幸半ばら寿司と天ぷら膳(1,800円)と穴子丼(1,400円)です。穴子丼には、汁、茶碗蒸しと小鉢がついてきて、天ぷら膳にはお作り、椀物、揚げ物、小鉢、茶碗蒸し、たこ飯、汁がセットになっています。
「ばら寿司」とは岡山の郷土料理です。ちらし寿司みたいなものですが、岡山では魚のつけ酢と具を飯に混ぜこんで、さらに一つ一つ味付けした具を豪華に盛り付けたもの。江戸時代に「食膳は一汁一菜にせよ」という倹約令が出たところ、それを逆手に取って具も一緒にしてしまえばこれで一菜、と言い張れるという岡山の民の知恵から生まれました。
こちらのばら寿司もふき、レンコン、えび、タコなどふんだんに具をのせた豪華なちらし。
なんですが、ちょっとぼんやりした味かなぁ。もう少しぱきっと酢がきいてる方が好みですね。
こちらは小鉢。煮物はちょっと味が濃いかも。
天ぷらはどれも綺麗にからっと揚がっていて美味しかったです!
赤だしはよく魚介の出汁が出ていて、絶品。
茶碗蒸し。うーん、もっと出汁の風味をきかせてほしいところ。つるんとなめらかな舌触りはよいのですが。
相方の注文した穴子丼はふわふわの身が文句なく美味しかった。私もこれにすれば良かったかも。
接客も悪くなかったですし、お料理も量を考えればお値段相当かな〜という気はしますね。立地的にも便利ですし、ランチで岡山の郷土料理をちゃんと食べたい、という人にはいいと思います。
多幸半さんのオリジナルマスキングテープ。イカの箸置きの柄だそうです。
あ、多幸半さんですが倉敷市内に二店あります。今回サポートショップになっていたのは美観地区の奈良萬の小路にあるお店でした。
【店舗情報】
店名/美観地区 多幸半
住所/倉敷市阿知2-22-3-1 奈良萬の小路1F
TEL/086-430-5645
営業時間/
11:30~14:00
17:30~23:00
定休日/水曜日
カード/可