まずは初日。前回、入院した時にひどい吐き気がする薬を処方されたので、あれだけは嫌、と主張したおかげで今回の薬は副作用もなく良かった。鉄剤注射。
入院した当日の夕食。「白米、オムレツときのこのあんかけ、サツマイモの甘辛煮、オクラのあえもの、りんご二切れ、プルーンヨーグルト」昼食を食べそびれていたのでペコペコ。貧血でも食欲は無くなったりしないのがいい。野菜たっぷりで魚・肉のないヘルシーな夕食。経口での鉄分摂取のためプルーンヨーグルトがついてきた。
相方はコンビニで買ってきた揚げ物ばかりのお弁当。遅い時間帯だったので選ぶほど無かったとのこと。コンビニ弁当なんて何年ぶり?くどい…野菜が全くない…とがっかりしていたので、お互いちょっとずつ交換。こっちの方が美味しいじゃん、と言うけれど、そりゃまぁコンビニ弁当よりはね。
19時過ぎ相方が帰宅。なんともお疲れの様子。身体というより精神的に疲れてるのが見てとれる。いつもいつも心配かけてごめん。
18時が夕食で22時消灯。でもなかなか眠れない…隣の気配が気になるのと12時ぐらいにお腹が空いて…。結局耳栓をして(持ってきてよかった!)1時頃就寝。
二日目
7時には看護師さんがやってきて血圧などを計測。8時に朝食なのだけれど、前日の夕食が18時なので、ほぼ14時間以上食べ物を口にしていない。これだけ時間があくのは正直辛いよ。
今日の朝食。「食パン、野菜の煮物、プリン、りんごジュース」。
変な取り合わせ!トーストじゃなくて温められたパンにマーガリン…美味しくない…。我が家ではマーガリンを使わないため、前回入院した時ぶり。やっぱりマーガリンはまずい。朝から甘いプリンはいらないよ…と半分残す。
薬を飲んで、鉄剤の注射。薬と鉄剤がきいてかなり昨日よりマシになった。主治医の回診で(今回も美人ドクターだった。以前かかってたドクターも美人さん…。ここの女医さんは美人さんが多くて眼福)、明日血液検査をして数値がよければ明日か明後日退院できると言われ喜ぶ。もう病院は嫌。
午前中にシャワーを浴びたら、思ったよりしんどかった。動悸と息切れで立っていられず、しばらく横になって休憩。
昼食。
「白米、豚の南部焼き、白菜のツナあえ、うずら卵の清汁、ゼリー、鉄分補助ウエハース 」白米がとにかく多い。ほとんどベッドの上でカロリーを消費しないのにこんなにカロリー摂取したら太ってしまう…。おすましは薄味で美味しかった、冷めてさえなければね。
豚の南部焼きって初めて食べました。東北の南部地方では、ゴマをつけて焼いた料理を南部焼きというそうです。今度家でも試してみよう。→豚肉の南部焼き│おつまみ道場│キリンレシピノート|キリン
いつも入院すると思うんだけれど、ゆで野菜湯がきすぎて全く歯ごたえがなくて美味しくない。もっとシャキッと感を出してほしいけれど、病人には柔らかさ重視なんだろうなぁ。
昼間はとにかく暇で暇で仕方ない。今回は薬の副作用もないし(前回副作用がひどかった薬は嫌です、ときっぱり言ったので)ただひたすら寝てるだけ。暇だ。
夕食。
「白身魚のとろろあんかけ、春菊の酢味噌和え、茄子の煮浸し、沢庵、鉄分補助食品にプルーンヨーグルト」。
私は茄子は食べられないんだってば!酢味噌も嫌いなの…。(一口食べてみたけどまずかった!)というわけであんかけとご飯と漬物ぐらいしか食べられるものがなくがっかり。春菊の酢味噌和えは私の前のベッドの方も、看護士さんに「美味しくなかったわぁ」と後で訴えていた。
相方が定時ダッシュで終わって来てくれた。バスタオルなどと一緒に梅干しと海老ふりかけとイヤホンが到着。そんなに長くはいられないけれど、来てくれるとほっとする。患者にとって一番のお見舞いはやっぱり家族が顔を見せてくれることだと思う。別にそんなに喋らなくても、手にふれて足にふれてくれるだけで嬉しい。
夜、なかなか眠れない。前のベッドのおばあさんが深夜1時ごろに看護士さんに色々訴えてるのが気になって…。
それでも音楽があると救われる。
相方さんとトレードしてるのは、ひ・み・つ(笑)
もうすぐ「おかえりなさ~い♪」ですね。