装丁家・鈴木成一の仕事の流儀

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今夜のプロフェッショナルには見入ってしまった。

。「どんなに経営が苦しくても、絶対に言いたくない言葉がある。それは、『仕事をください』という言葉。それを言ってしまったら、仕事に媚(こ)びが生まれるし、どこまでも相手に振り回されることになる。だから、人に頼まれるからやる、というスタイルは崩したくない。」人に頼まれ、期待されているからこそ、その期待を上回る仕事をしてやろうというモチベーションがわく。

彼が言うことはいちいちごもっともだと思うし、仕事をする上でそれは当たり前のことだよな、とも思う。本の個性、本が持つ力、内容、訴えるものを一番に装丁にあらわす、というのは、仕事をする上で当然だと思うし、そうでなくては自分が作家だったとしても頼みたくはないだろう。村上龍の作品の装丁は確か彼がずっと手がけているのだとどこかで聞いた気がする。作家との信頼関係。

これは装丁に限らない。

広告デザインをする上で、何が一番重要かというと、見栄えがよいとか、目立つとか、そうではなく、広告=広く告知するためにその物がもっている個性を引き出して、その良さをきちんと正直に伝えることだと思う。それが私にちゃんと出来ているかと言われると…たまに良さを過大にアピールしがちな部分はあって、それで予想外に良かったりすることもあるから、それはそれで困ったりするのだ。反省。

これ、見逃した方は再放送で是非。

以下は彼が手がけた作品の一部。

神はテーブルクロス

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須藤 元気
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疾走 上

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重松 清
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神田川デイズ

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豊島 ミホ
角川書店 (2007/05)
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陰日向に咲く

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劇団ひとり
幻冬舎 (2006/01)
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