9月。母が亡くなって4ヶ月が過ぎようとしていた頃に、家族みんなで徳島へ行くことにしました。母の故郷である徳島には、母の母(私にとっては祖母ですが)が眠るお寺があり、そこに分骨するためです。母が亡くなった時から、父は考えていたようでちゃんとお骨を3つの骨壷に入れてもらっていたのです。
母一人、子一人で育った母でしたから、やはり一緒にいたいだろう、と父も考えたのかもしれません。その優しさと母への愛情を感じ少しほろりとしました。
ちょうど三連休だったので、私と相方は前日に徳島入りしてせっかく徳島入りするのなら、とちょっと観光をすることにしました。
当日、朝早く家を出て、明石海峡大橋と鳴門大橋を渡りたどり着いたのは鳴門です。そこで一旦高速をおりて向かったのは、twitterで徳島の方におすすめ、と教えてもらった「びんび家」でした。12時少し前に着いたらなんと行列が!結構辺鄙なところにあるのですが、県外ナンバーの車がたくさん駐車場に停まっているほどの有名店です。
お店は、すぐ目の前に瀬戸内海が広がる海岸沿いにあり、車でないととても行けない場所にあります。そして生け簀が2つ設置してあり、お兄さんがどんどん生け簀から魚をとって捌いていきます。
これは新鮮だわ!
本日のおすすめを見てみても、魚介類ばかり。そう、ここは新鮮な魚介が食べられるお店。徳島といえばやはり魚介、お刺身が美味しいのです。それゆえか、母もお寿司が大好きで、お肉よりお魚が好きな人でした。
メニューは「びんび定食」や「おまかせ定食」をはじめ色々な定食があります。
一品料理も。
相方は刺盛定食(1,800円)をオーダー。はまち、鯛、さば、いか、えび、たこ、貝柱、いくらと色々入っています。一つ一つ、張りがあってぷりぷり!
もちろん徳島なのですだちを添えて。定食には、ごはんと香の物、わかめ汁がついてきます。
そしてこれがここの名物「わかめ汁」です。わかめ汁は、普通のお味噌汁かとおもいきや、磯の香りと風味がぎゅっと濃縮されていてめちゃくちゃ美味しい!!鳴門のわかめも弾力があって、最高です。
我が家はいつも鳴門のわかめの塩蔵生わかめを買っていますが、それでもこんなに美味しいわかめではありません。
それから、私は「おまかせ定食」(2,000円)を注文しました。鯛のお刺身、わかめ汁、創作一品、わかめ汁、香の物、ごはんがついてきます。お刺身は、はまちか鯛で選べました。
天ぷらは、えび、いか、さつまいも、なすび、いんげんでした。このえびが太くて本当にハリがあって美味しい〜。
鯛のお刺身ですが、かなり一枚一枚が厚みあるので弾力がありかみきれないほど。
蛸の酢の物も、とにかくどれもこれも新鮮で本当に美味しかったです。
鳴門にきたら必ずここに寄る、という人も多いみたいですが納得でした。後日、徳島の親戚の方や母の友人に会った時も「びんび家」に行った、というと、あぁ、あそこね、人気やねぇ、とお二人とも知っておられたので地元でも評判のようです。
お店の外では鳴門のわかめをはじめとした乾物も販売されています。
ここを目当てにまた徳島に来たいぐらいですね。美味しかったーごちそうさま。
ただ、明石海峡大橋も瀬戸大橋も今後値上げされるかもというニュースも…。「明石海峡大橋が片道1万円!」本州四国連絡高速道路が料金2倍に【瀬戸大橋】 – NAVER まとめ こんなことになったら今でさえ高いのに本当に行かなくなりますよねぇ。どうなるんだろう。
【店舗情報】
店名/びんび家 (びんびや)
住所/徳島県鳴門市北灘町粟田ハシカ谷20-2
TEL/088-682-0023
定休日/無休
営業時間/9:00~21:00
ことりっぷ
カテゴリ: 旅行
価格: 無料
評価:
両親が大塚美術館へ行った時の話
どこか近くで食べた「海鮮丼」が、それはもう美味しかったと何度も言うので
徳島へ行ったら探さねば‥と、前々から思ってました。
ここの魚も美味しそうー☆
徳島は 阿波踊りを観るのに半日いただけなので
ゆっくり行ってみたいです。