覚え書きメモ。
1.まず、ドメインを決定します。
ドメイン名をまず決める際には、以下のサイトを参考にしてみるといいかも。
【参考サイト】
[Web2.0ナビ]よいドメインを選ぶ12の方法
[WIDE]ドメインにハイフンを使う利点と欠点
[KeiYu HelpLab] Webdesign:URL
[発想七日!] 恥ずかしい、あるいはもったいないドメイン名の研究
これらをふまえた上で、ドメイン名の候補をリストアップします。わかりやすく、覚えやすく、サイトの方向性もわかる、短いドメイン。出来れば、書いてあるように「.com」がよかったのですが、既に希望のものでは取得されていたため、汎用jpにすることにしました。日本においては、.comに固執する必要はないかな、と思ったので。「.jp」でも問題ないと判断。寧ろ、.jpの方が覚えやすいかもしれないし。
2.ドメイン名を決めたら、バリュードメイン でドメインを取得します。
今回は「ローマ字.jp」ドメインを希望したため、割引制度の対象にはなりませんでしたが、それでも3,690円/年間ですから安いでしょう。もし「com/net/org/info/biz」で取得したい、と考えているなら割引制度の対象となるため、790円/年間になります。ただし、ちゃんと割引制度のページから取得しないと対象にならないので、そこだけ注意すること。
まずは、「ユーザー登録」をすませます。空きドメインをチェックしたら、そこから取得できるドメイン名が表示されるので、「取得する」にすすむと、料金が表示されます。ただし、汎用jpの場合はまず登録者番号の登録を行わないといけないので、まずそれをすませる。
また、
VALUE-DOMAINのサービスは全ての手続きにおいて、前払い、プリペイド形式となっていますので必要な金額をあらかじめご入金ください。
とありますので、その金額分を前払いしなくてはいけません。クレジットカード/Webmoney/銀行振込、から選べるのでどれでもご自由に。お急ぎの場合はクレジット支払いの方がいいでしょうね。銀行振込だと振込確認が終わってからでないと残高が増えないので。
2007年4月18日時点で、「.com」ドメインを一つ、一年契約で取得する場合なら、790円ですので790円分支払います。ですが、もし、TypepadではなくXrea+の有料レンタルサーバーを借りて自分でMovable Typeを構築したい、などと考えているならば、この時点で一括で払うことになります。(無料もありますけれど、MTを構築する場合容量50じゃちょっとね。サーバーのプランはここで確認できます。出来れば12ヶ月契約の方が随分価格が抑えられる(2,400円/月額)ので、オススメ。
例)ドメイン(.com 1年契約)+ XREA Plus(12ヶ月)を購入するなら
割引価格 790 + 2,400 = 3,190円
なので、この分をプリペイドする、というわけ。このあたりは自分で組み合わせて計算してやってくださいね。
残金を確認したら、購入の手続きをします。ドメインの取得は1日から2日の間で行われます。私の場合は、金曜日の夕方銀行振込で支払いをすませ、入金連絡をしました。領収明細書メールは月曜の夜に送られてきました。
これが終われば、ようやくドメインが取得できるようになるので、先ほどの手順を再度繰り返して登録をします。
【参考】
Value-Domain:支払い方法
これで、ドメインの登録作業は完了です。
3.Typepadの申込みをします。
TypepadにはBasic/Plus/Proの3つのプランがあります。容量と転送量とBlogを作れる数がかなり違いますが、他の機能としては、Plus/Proの場合はドメインマッピング(独自ドメイン)が出来る、ということ、さらにProの場合だと、MovableType互換テンプレート(HTML編集)が使用できる、というものです。
実際にProプランで使ってみたのですが、カスタムCSSといった機能はあるもののやはりそれだけでは物足りないですね。どの部分も全て編集できないと後々すごく不便だと感じることになると思われます。CSSの知識がある人には、Proプランの方がいいんじゃないかしら。ただ、その後の運用にもかかわってくる部分なので一概には言えませんが。デザインを色々簡単に変えたいし、運用には自分はもうあまりタッチしない、という事であればここを触ってしまうとなかなか難しくなるので、カスタムCSS程度の方がいいような気がしますし。色々ですね。
まぁ、今回は私がずっと管理・運用していきますし、デザインも大きく変更することはないと思われるので、自由度の高いものがいい、ということでProプランにしました。写真も多く掲載するので容量も多い方がいいし、独自ドメインで運用しますし。
ちなみにTypepadはクレジットカード支払いのみになります。
ただ、お試し期間が10日間あるので、使用感を試せるのはいいですね。
上記のXrea Plusのサーバーもそうでしたけど、使ってみないとわからない部分は多くありますから。
4.ドメインマッピングの設定をする。
ドメイン取得後、反映されるまでには少し時間がかかります。
通常、24時間~48時間程度掛かります。データベースの混雑によってはそれ以上掛かる場合があります。汎用JPドメインの場合は、翌日の午前4-5時頃にレジストリのデータベースが更新されますので、その時間以降の反映となります。
なので、その間にTypepadで大体のものが作っておきます。といってもこれが結構大変だったんですが。しかし、Typepadは大本のテンプレートを選んでそこから上級者モード(Advanced Mode)に変換し、これをいじっていく、という作業が出来るのでまだましでしたね。ただ、これだとテーマのCSSが直せないので、私はテーマのCSSをコピペしてインデックステンプレートに入れてしまいここを調整していきました。
さて、反映されたらいよいよドメインマッピングの設定をします。
【参考サイト】
[Typepad Support] ドメインマッピングの際のDNS設定(VALUE-DOMAIN.COMの場合)
[有限会社ノオト]バリュードメインとTypePadのドメインマッピング
[security-literacy]VALUE DOMAIN-DNS cnameレコードによるTypePad-ドメイン・マッピング
Typepadの管理画面→コントロールパネル→サイトアクセス→ドメイン・マッピングのページへいきます。
DNS設定を取得する、でドメイン名を入力します。
が!ここで間違ってはならないのは、例えば「example.jp」というドメインを取得したとしても
そのまま入力しては後で反映する際に困ります。
[security-literacy]によると、
ホスト名(または、サブドメイン 例 www )なしの設定はできないようです。TypePad側 (「推奨カスタムDNS設定」が表示されます) の制限により、ドメイン・マッピング後のURL http://example.com/ とはならないようです
となってしまうので、この場面ではhttp://www.example.jp/と入力してください。
そうすると推奨DNS値の設定が記載されます。
CNAMEレコード
ドメイン名: www.example.jp
対象ドメイン名: asyoulike.weblogs.jp
Value-Domainにログインして「DNSレコード/URL転送の変更」をメニューから選びます。
そして設定フィールドに、もしTypepadで取得したドメイン名が「asyoulike.weblogs.jp」だったとしたら
cname www asyoulike.weblogs.jp.
と入力して保存します。
この「www」と「jp」のあとの「.」を忘れないように!!!
私はこれがわからなくて右往左往しちゃいました。
これでValue- Domain側の設定は完了です。
あとは、Typepad側の設定に戻り、次の画面に進んだらどのドメインとつなげるかを聞かれるので、これはお好みで。最終的には、先ほどのドメイン・マッピングの設定画面には新しいドメインがリストアップされます。DNSレコードは数時間で更新されますが、今回はとても早かった!すぐさまと言っていいくらい。ドメインを「有効」にし、ブログ→デザイン→ブログを再構築して確認すれば「www.example.jp」にアクセスするとtypepadのブログにきちんとアクセス出来るようになりました。