向かった先は、京都芸術センター内にある「前田珈琲明倫店」。場所は室町通錦上ル東側なので、それほどわかりにくくもないし、四条烏丸からもほど近い。前田珈琲本店も近くにあるので、間違えないように。
この京都芸術センターは1993年に廃校になってしまった明倫小学校を改築して作られており、板張りの廊下や、ふすまでしきられた大広間はなんともレトロで懐かしい。
ダビデの星?こちらは芸術センターに入ってすぐ左側のある玄関入口。職員室、ならぬ、事務室などがある。
この芸術センターでは若い世代の芸術家の活動支援を行っているから、下駄箱のようなところに、彼らの名札がおいてある。
ヨーロッパ企画は比較的関西では有名な劇団ですよね。一度も見に行ったことはないけど興味はあります。
2階へ移動…。
板張りの廊下、階段。のぼるたびにギシギシと音をたてる。
2Fに上がると、なぜか襖が。
開くと…えー!和室?!小学校なのに…。昭和だ、昭和の匂いがする。
気を取りなおして、正面の入口の方に入ると、白い壁に現在の展示内容が書かれている。
そして細く長い廊下。懐かしのピンク電話。
廊下の突き当たりにはやわらかな照明と、いくつかのパンフレット。
他にもフリーペーパーやパンフレットがずらりと置かれている部屋もあり、そこで紙類をいくつもいただいたあと(シキ君に「…それだけもらったら一冊の本じゃないか」と呆れられる。「仕事を忘れろ(笑)」と言われてもね、それは無理な話なのさ)に前田珈琲へ。
つり下がった照明といい、木のぬくもりのあるテーブルと椅子といい、カップといい。ここにあるべき珈琲店だな、という印象。
私はダージリンを、彼はホットコーヒーとモンブランをいただきながら、仕事の話とか、最近の出来事を。そういえば12月、ジェイ君と会って以来で話題は多い。
前田珈琲明倫店
京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2
京都芸術センター内1F
TEL 075-221-2224
営業時間 10:00~21:30 無休
この廊下。ちょっと幅が狭いですが、映画版「笑いの大学」の廊下(名古屋市役所の廊下)を彷彿とさせますね。「華麗なる一族」も同じく名古屋市役所を使うそうです。