今日は母の初月忌です。久しぶりの雨。そういえば、あの日も雨が降っていました。天も泣いているみたいと、ぼんやりと病室の窓から眺めていたのを思い出しています。
今日は少し気分が落ち気味。時々、夜中に息苦しくて過呼吸のようになったり、真夜中に突然衝動にかられて散歩にでかけたり…少し情緒不安定な日もあったりしますが、節目の日には余計にダメですね。
先日、少し早めですが法要を行いました。その時、午前中に母の親友であり着付け教室のパートナーだった方に、着付けを教えてもらいながらなんとか自分たちで着てみました。どれも夏の着物。
私は3度目ですが、間があくのでなかなか覚えられません。適当に着ない!といつも怒られています(笑)鏡を見ながら着ちゃだめ、と言われるので、これまた難しい…。
でも半襟・帯・帯揚げ・帯締めの組み合わせで着物って印象ががらっと変わるんですよね。面白い。
母が生きてる時に、どうしてもっと母にちゃんと習っておかなかったんだろうってすごく後悔してます。遠いとはいえ、馬鹿だな。私。
病気になった後は、教えてもらおうにも体力や集中力がなくて無理になることだってたくさんあるんですよね。伝えておいてほしいことは元気なうちに聞いておいた方がいい…。
それでも、母が揃えてくれた着物が何十着とあるし、今からでも遅くない、と頑張って覚えるつもりです。今年はせめて浴衣ぐらいは自分で着つけて花火に出かけたいなーと思っているので、次は浴衣or夏の着物を持っていって教えてもらおうかな、と。
問題は半幅帯。今までは名古屋帯で教えてもらっていましたが、これが結構難しい。半幅帯は前でやってくるんと後ろに回せばいいし、着物が着れたら浴衣は簡単よ、って言われますが、まだ着物も一人では着れないのに大丈夫かしら。。
浴衣は去年か一昨年、母に教えてもらったんですけどね…。
姉はもう母が生きている頃から一緒にずっと習っていて、今度資格試験を受けるそう。母が昔受けたのと同じのなので教材とかは揃ってるんですよね(笑)。母と一緒に受けた先生がついてるし。今では自分で喪服も着られるぐらいだし、すごい…。母も嬉しかっただろうなぁ。
そうして、娘二人が着物に興味を持つようになって、同じような道を娘が通っていくのを、そばで見てくれているはず。
最近はようやく、自分で必要なものが揃えられて、洗える着物だったらちゃんと洗って干して、着物のたたみ方も覚えて、最後までできるようになったのが一応進歩かな。
遅いけど…頑張ろう、私も。
「母が着付けの先生をしているので…」
何度もこのブログで書かれていて、その都度「いいなぁ着物♪」と思ってました。
夏の暑い京都で、涼しい顔の着物姿の方々をみかけますが ほんと格好いい~!
そらさんには お母さんのご友人とお姉さまと、強力な指導者が2人もいらっしゃるからうらやましいです。
何事の上達も、気持ちの強さと練習の回数が必要かと思います。楽しみながら一歩づつ‥。