本日オープンしたそうです。「国立新美術館」 設計は黒川紀章(リンクはwikipedia)氏。中銀カプセルタワービルは、よく雑誌等でも見かけますよね。
建築のコンセプトは、黒川氏によると
国立新美術館は、世界ではじめての企画展・公募展専用の美術館である。10を超える展覧会が同時並行で開催できるよう、作品搬出入は、あらゆる意味で機能性を重視している。他方で、エントランスロビーのアトリウムは21.6mの天井高で、透明で大波のようにうねる外壁面が特色である。日射熱・紫外線を100%カットする省エネ設計でありながら、周囲の森と共生する建築である。
ロゴは、佐藤可士和氏。ぽいですね。サイトでは、英文との組み合わせ等も見られます。
コンセプトは
「新」という文字の、全てのエレメント、全ての角は、閉じておらず、開かれている。それは開かれた「新しい場」。そこに人々が、そして美術に関するあらゆる情報が集まり、そして発信される、開かれた窓のような場である国立新美術館の象徴。この窓には、美術と社会、美術と人々との新しい関係、新しい未来を築きたいという願いが込められている。
また、直線と曲線の融合でできたこの文字は、建築の特徴である曲線のガラスカーテンウォールと、それに続く、直線で構成される展示スペースが融合している形状を彷彿とさせる。文字の各エレメントは、国立新美術館の特徴のひとつでもある、巨大な展示空間の中の、変幻自在でフレキシビリティ溢れるパーティションシステムもイメージさせる表現となっている。
基本色は、「緋色と消し炭色」を採用。
うーむ、そんな深い意味がこめられているとは。
おお、ご紹介ありがとうございます。
そう、初日に行ってきたんです。
混んでいたといえば混んでいたけれど、
息苦しさを感じるほどではもちろんなく、
ゆっくり見たり作品と戯れたりが出来ましたね。
思ったよりもボリュームがあったのも良かった。
僕はアートというよりマンガで育ったタイプなので、
けっこうツボではありました。
それにしても、
恒久的な(またはそれを前提とした)モノに、
「新」との名をつけるのは微妙なようであり、
しかして「新橋」「ナポリ(ネオポリス)」のように、
「まあそういうもんだよね」的なようでもあり。
個人的にはいずれ大きくなる子犬に、
「チビ」と名づけてしまうような、
そんな違和感を感じないでもないです。