京都に行った時に、藤井大丸に寄りましていつも見ているunited arrows green labelへ。狙っているコートがあるので、それはバーゲン対象となります。3日ぐらいに京都にまた行って買おうかと思ってるんですが、ちょっと微妙な具合です。人混みが苦手なんで、三が日は外した方がいいかもしれない。4日は次の日から仕事なんで大人しくしておきたいし。(笑)
それはそれとしておいといて、バーゲン対象ではない以下の二着を購入。
そうそう、
上にちょっとはおる厚手のニットが欲しかったので。私はとにかく寒がりだから。それと、インに着るタートルは首のところのくしゅくしゅ感が気に入ったのと色が綺麗だったので。
結局選ぶのは「ブルー」系が多いんだよね。
それから、sally scottへ。向かう途中でばったり店から出てきた馴染みの店員さんと会う。今から休憩に行こうかとしてたらしい。
Sallyからは、先日バーゲンのプレセールの告知が来てて、事前に取り置きが出来るようだったんですが、平日だったんで行けなくて仕方ないな、と思ってたんですが、でも、いいですよ、しときますよ、今日おっしゃっていただければ、とにこりと笑ってくれたので、ここぞとばかり、先日薦めてくれたスカートを2着、シャツを1着、カシミヤが入ったあたたかそうな深いグリーンのタートルニットを一着取り置き、ということで。別にセール期間にこなくても大丈夫です、とのことだったので一安心。
ところで、Sallyは服もいいんだけれど、アクセサリーも実はすごく素敵なものが置いてある。アクセサリーをつけるのが苦手な私が、ここのアクセサリーには一目惚れして一時期こればかりはめてました。確かデザイナーは、コキュ、という二人組だという話を聞きました。これは鳥と花というモチーフに加えてリングの部分が枝になってて、こういう細やかな細工に惚れました。
ちょっとシルバーなんで錆びてしまってここ数年は全然つけてないし、若干汚れているのでモノクロームですが、花の中心にはアメジストのような石が入ってます。
この間、Sally Scottで見た指輪は何連にもなっていた指輪で、それもまたおそろしく素敵でした。
Sally Scottを私が好きな理由の一つです。
で、このSally Scottのカタログ等のデザインを手がけているBluemarkの菊地氏のインタビューが以下に掲載されていますがすごく興味深いし面白いので是非ご覧ください。
バンタンビジュアル研究所 -業界人講演会 業界人からのメッセージ 菊地敦己
青森県立美術館の話
外壁には、木をモチーフにしたシンボルマークをいっぱい並べた
ネオンサインが設置されています。
1個のピースが30センチくらいのネオンが全部で222個つけられているんですが・・つまり青い木がいっぱいあって森になって青森ですよっていう
ばかみたいな話なんですけど。
この美術館のちょっと珍しいところは、外壁に青森県立美術館って書いてないところ。
(中略)
表札をつけることよりも、誰かが外から歩いてきて
この美術館が見えた時の情景が、印象に残るっていうのが大事だなと思ったんですね。
見る人の記憶に残っていくようなビジュアルを心がけました。
Sally Scottのポスターの話。
それでまわりと違う世界を創るために、開口を減らしてるんです。光がまったく入らないのも息苦しいので、床面や天井近くの壁は開けて、光が入るようにしてるんだけど、
すこし閉塞感があったんですね。
それで、外の風景を見ている様なポスターをつくりましょうって提案したんです。
だからポスターもカタログも毎回同じフォーマットの長期間にわたるシリーズを展開しているんです。1シーズンで終わらずに同じイメージのラインができると、リピーターも増えるしね。
同じイメージでも、毎回何かふとした時に驚きがあるような、
発見があるようなグラフィックっていうのを心掛けてます。
こんにちわ、今年もよろしくです。
菊池さんの記事読みました。
“わかるわかる”という感じで面白いですね。
sally scottのポスター、好きです。
前にあった”雪景色風の牧場”のとか。
学生のころからこれをやっていたとは…、
やはり上手いですね。
>「テイブルと」って何か引っかかるでしょ?
デザインにしても、コピー、コンセプトにしても”ひっかかり”は基本のひとつですね。
さらっと流れるようなコピーよりもどこかでちょっとゴテゴテしてるとか…、
そういうものを選んでしましますね。
ま、時と場合によりますが。
違うかな(笑)
>だからポスターもカタログも毎回同じフォーマットの長期間にわたるシリーズを展開しているんです。
コレ、たいへんですよね(笑)。
同じフォーマーットで新鮮なものを…というのは。
最初にきっちり”いいフォーマット”を作っておく必要がありますが、スタートがハイレベルなほど後がしんどいという。
そうでなくてもレギュラーものでも、似たような話で…。みんな苦しみます^^。
sally scottのものを見るとかなり作家性がありますよね。
見ていて”はぁ?(感心)”と思わせるような。
そこがいいですね。