先日、兵庫県立美術館で開催されている「フィンランドのくらしとデザイン展」へ行ってきました。既に東京などいくつかの都市で開催済みで、ずっと巡回されてくるのを楽しみにしていたのです。
この展覧会についてはまた別途エントリーをあげるとして、そのついでにせっかく神戸にまで来たんだから、とグルメ大好きな私たちは中華街へと足を伸ばしました。
そうしたら、旧正月にあわせて南京町はちょうど前日(2月9日)から春節祭が始まっていました。5年前もたまたま春節祭の時に神戸を訪れたことがあり、その時はあまりに人混みに途中でギブアップしたことが…。今回は夜ということもあり、そこそこ混んでいましたがそれほどでもなく、雰囲気もよくてちょうどよかったです。
以前、南京町を訪れた時の記事
私のおすすめ食べ歩き
神戸の南京町(チャイナタウン一帯)の地図です。だいたい人の流れは赤い矢印のような感じ。
左から右に伸びている赤い矢印の最初に「長安門」があるので、観光客はここで写真を撮ってから、チャイナタウンを散策する人が多いようです。
この赤い矢印の北側に、同じように水色の矢印がありますよね。これはアーケード街です。こちらのアーケード街からも路地がのびているので、チャイナタウンへすっと抜けられます。
春節祭の頃には、この路地にも赤いぼんぼりが灯され、人もあまり通らない路地はまるで中国映画のワンシーンのようです。
メインストリートもいいですが、路地を散策するのも楽しいですよ!
まずは小籠包からいただきます!!
3個で200円。小籠包といえばあの肉汁たっぷり、アッツアツのを期待していたのですが、これはスープが全くないので小籠包じゃなく小饅頭ですね。味は美味しいんですが、ちょっと残念。
他にも海老団子、ごま団子、肉まん、いろいろ売っているのでどこで食べようか、目移りしてしまいます。
「青龍」の四川ラーメン300円。とろりとしたあんとピリ辛肉がとっても美味しい!麺は細め。
他にもフカヒレラーメンやキムチラーメン、角煮ラーメンなど麺ものの他に、串物なども。
この前のお店で上海焼きそばなるものを売ってたんですが、これもわりと美味しそうでした。
こちらのお店は「燕楽」。お兄さんも気さくに声をかけてきます。
蒸したちまき(250円)をいただきました。鶏そぼろが入っていて、モチモチしてて美味しい〜!!
それから、以前も食べた「悦記」の北京ダッククレープ包み(500円)。
野菜のシャクシャク感に、濃厚なタレをつけた北京ダックが合いますね。うまー!
同じく「悦記」の刀削麺。600円のところが春節祭価格で550円に。
目の前で麺を平たいスライサーのようなもので、シュッシュッと削って熱いお湯の中に入れ茹でてくれます。
スープには八角かな?少し変わったスパイスの風味がして、これまた美味しい!麺は平たくてもっちり。相方はこれが一番好きだと言ってました。
シメは、再び「燕楽」でごま団子1個100円。冷めていたのが残念だけど、中のあん、そしてさっくりした皮に舌鼓をうちながら、お腹いっぱいになって終了。
大満足。
あとは、味噌だれが美味しいらしく、前回来た時も今回も行列ができていたぎょうざ苑と、元祖豚まんじゅうの「老祥記」に行けなかったことだけが心残りですが、これはまた今度。
それにしても写真だけ見ると、台湾の夜市みたいでしょ?わりと遅くまでイベントも行われていて、広場ではシンガポールからきた龍舞のダンサーたちが踊っていたりして夜も賑やか!周辺はさすがにごった返していて、警察官が交通整理に出ていましたが。
ただ、19時頃なら人だらけで動けない!というほどでもありませんし、雰囲気も出て夜の春節祭もなかなかおすすめです。
イベントは2/17まで。
【イベント情報】
イベント名/南京町 春節祭
日時/2013.2.9〜2.17
住所/神戸市中央区 南京町広場近辺
最寄り駅/
JR・阪神元町駅から南へ徒歩約5分
阪急三宮駅から南西へ徒歩約10分
TEL/078-332-2896
↓神戸のガイドブックなら、これを一冊押さえておくといいと思います。エルマガジン社は関西の出版社なのですが、ミーツ・リージョナルやSAVVYといった関西の雑貨・グルメ情報を扱った雑誌を毎月出していて、わりといい特集もちょくちょくしてます。やっぱり地元のことは地元の出版社が出してる情報が一番かな。