亀倉雄策と言えば、東京オリンピックのポスターですよね。あとグッド・デザイン(Gデザイン)賞のロゴとか、NTTのロゴとかね。その方のアートワークが紹介された大判書籍なんですが、絶版になっていました。それが、六耀社から数年前に復刻されまして、ほぼ日に、その担当編集者の方のインタビューが掲載されています。
本文用紙のエスペルというマットコート紙が
既に生産中止となっていたので、
ユーライトという
紙屋さんから言わせれば同じという
A2マットコートの紙の使用となりましたが、
色が違います。
同じマットコートの白い紙なんですけど、
白色でも青っぽかったり、
暖かみのある黄みがかった白など、
その違いは書籍では大きく影響してきます。
試し刷を行い、著者の一番弟子であった、
水上さんのご承諾をいただき、用紙決定です。
見当(けんとう)合わせという、
CMYKの4色の印刷時の刷りを
きっちりと合わせる技術があります。
それも、83年の人がここまでやったからにゃ、
こちらもやりますぜ! という勢いでした。
ともかく、デザインが生まれた軌跡を歩み、
世界が認めたニッポンのデザインがあります
この本、
序文:丹下健三
編集委員:小川正隆、田中一光、永井一正
構成・装丁:田中一光
って豪華メンバーすぎます!
六耀社
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1ページ毎、深呼吸
ほんと豪華なメンバーですね。
ほぼ日の記事を読むとさらに欲しくなります。
「今まとめている…」という本も面白そうです。
こういうのはモチベーション上がります^^。
買うべきか(笑)。
この手の本で6,090円とは安いですね。
ま、高いんですが。
ちょっと前なら20,000円とか平気でしてました。
今はそんな高いと売れないんでしょう。
亀倉雄策は名前くらいしか知りませんでしたが、東京オリンピックのポスターはマーク・ロゴ関係の本で見た気がします。
最近のデザインノートでも日本デザインセンター(NDC)の特集がありましたが、創設メンバーなんですね。
田中一光や永井一正のものは参考によく見ました。