帰宅できました。

本日、午後5時過ぎにようやく退院。いやはや。

以下、入院から退院までのレポート。

17日（金）予定通り、9時半に入院手続きをする。私の入るべき部屋がまだあいていない、ということで別室に連れていかれる。何やら術前検査をするのかと思っていたのですが、そういった事はすでに一ヶ月前の時点でしているから必要なかったみたい。身長と体重を計って、11時には手術着に着替えるよう指示があったので、早速着替える。上半身は何かがあった時にすぐにあけられるよう、素肌にそのまま羽織る。さむっ！下半身も下着のみ、ですが、さすがに寒いのでストレッチパンツを直前まではいてました。この日に限ってみぞれっぽい雨が降り出している。寒いってば！

そうして、こんな風に青いマジックで数字を左手に書かれる。つまり「左上」の「8番目」の歯（＝親知らず）と「左下」の「8番目」の歯（＝親知らず）という意味らしい。さらに右手には名前を書いたバンドを。なんだか自分が養鶏場の鶏になったような気分だ。なんだかなぁ。そうして12時までに食事をしてしまい、それ以降13時までは水のみ摂取。その後、点滴をされつつ（術中や術後に取り替えるらしい。現時点では栄養剤？）、直前に右上腕に筋肉注射で精神安定剤を投与される。

そのままオペ室へ車いすで連れていかれました。オペ室ってよくドラマで見るみたいに、もっと薄暗くて狭くて、シルバーの天井というイメージがものすごく強かったんですが、そんなことなくて、結構広くて蛍光灯が明るいし、普通でした。そして、酸素マスクをされ、口の部分だけ開いた青いシートをかぶせられ、私にはもう何も見えない。そして局所麻酔。私は効きにくい体質なのか、しばらく感覚が残っていたので、ちょっと待って…

本当に「よろしくお願いします」って言うんだー、などとこの時点では余裕だったわけですが。

左手にカスタネットを持たされ（！）、気持ち悪くなったりしたら鳴らしてくださいねーって、え、そうなの？！過ｽﾀネットって！なんか手術室にあわないんですけど。

実際、はっきりいって、ものすごく、痛い。痛すぎて死ぬかと思いました。局所麻酔してても痛いっちゅーねん！途中「キシロカイン（麻酔薬？）追加」とか言われてるんですけど、痛いわ、痛いわ。おかしいなぁー、とか言い合ってる声も聞こえるし、ちょっと！不安にさせないでよ！研修医がそばにいててその人と喋ってる声とかも聞こえてて、研修医大丈夫かー？！ともう不安で痛いし、看護婦は今することがないのか雑談してるし、もう参りました。とにかく痛かった。カスタネットなんて悠長に鳴らしてる余裕もないぐらい。

そうしてようやく終わったと思ったら上部。もうやめようかと思いましたが、もういいや、とやけくそ気味に。こっちもとにかく痛くて痛くて。こちらは後で聞いた話、鼻の部分まで歯がいってたらしいけど。

結局１時間程度の手術が、２時間半の大手術に。つきそっていた母親もあまりに遅いので、すごく心配していたようです。そりゃそうでしょう。親知らずの私が終わらないで、一緒に待合いにいた胆嚢の手術とかの人の方が早く終わってるんだから。（笑）

術後はちょっと気持ち悪くなりながら、点滴とかなんとかされ、痛みは一日でおさまったものの、今も左頬はものすごく腫れまるで別人みたいです。きゃー。左下の唇は腫れているせいなのか全く感覚がありません。触ってもあんまり感覚がないのでちょっと不安。神経までは触ってないから大丈夫だとは思うけど、って先生は言ってくれましたが…。その上、器具で広げられていたので口角も傷だらけ。左腕も右腕も点滴の後や注射の後で、満身創痍、といったところ。正直左半分顔があんまり動かないので、あんまり喋れない。

とりあえず、明日までは出社もやめとけ、というドクターストップが出ましたが、この腫れの状態では２，３日でひきそうにもないので、水曜日まで休んで、そうすると今週はもともと金曜に持病の通院があって休みをいただいていたので、週末まで一気に休みということになります。月曜日に抜糸、というスケジュールなので、会社に出るのは火曜日以降。

ちょうど今はチラシの制作とかない時期なのでよかった。

先ほど上司にメールで状況説明して、会議に提出する資料等は後で送る、と説明しておきましたが、帰ってきた返事が「わかりました。詳しいことはまた明日メールします」って、いいけどさ、せめて一言ぐらい「お疲れ様」とか「大丈夫」とか人間らしい言葉はかけれんのか、と思いました。まぁ、基本的にそういう性格なのはよく知ってますけど。

というわけで、今週の私はオヤスミモードですが、更新は元気にやっていきますので！コメントをくれたみなさん＆なくとも心配してくれてメールをくれた人たちへ。ありがとね。