5月下旬〜6月は本当に保存食の季節ですね。梅干し、梅酒、にんにく、そしてらっきょう!仕込みは大変ですが、一年間ずっと美味しく食べられると思えばなんのその。
今年はらっきょうの甘酢漬けにも挑戦してみました。今までは祖母、そして去年は祖母に教えてもらった姉が作ってくれていましたが、そのレシピがあるので我が家でもできるかなと思いまして。
お婆ちゃんの漬けたらっきょうは本当に美味しいんです。相方もお店とかで出てくるらっきょうはあまり好きじゃないけど、お婆ちゃんのは本当に美味しいわ、と大絶賛する一品です。
材料
- 土らっきょう…1kg
- 米酢…730cc
- 砂糖…330g
- 塩…13g
- とうがらし…2〜3本
作り方
(下ごしらえ)土らっきょうをむく
今年は初めて自分で漬ける、ということで土らっきょうを購入しました。土らっきょうの方が歯ごたえがあってカリカリしたらっきょうに仕上がるときいて。とりあえず1kg分(二人で一年分)を用意。
土らっきょうは購入したらその日のうちにするのが一番美味しくできます。
まずは水洗いして軽く泥を落とします。
らっきょうを一粒ずつにちぎってわけます。
そうしたら新聞紙の上にまな板と包丁を用意します。
これが泥を落として、一粒ずつにした状態のらっきょう。
らっきょうの先っぽと
根の部分をカットします。ここで注意したいのはあまり深く切りすぎてしまうと、根や先の部分から甘酢がしみこみすぎてカリッとした食感になりません。なので、できるだけカットする部分は少なめに。
一方がカットしている間に、もう一人が薄皮をむきましょう。
これをひたすら延々と続けます。正直1kgで良かった…!かなり大変でしたw らっきょうの匂いが鼻につきますし、おそらく来年は水につけた下ごしらえ済みのらっきょうを買うことになるような気がしますw
ちなみに後で聞いたところによると、実家では下ごしらえ済みのらっきょうを使ってやってたそうで。先に言ってよ(汗)だってそれで十分カリカリで美味しかったわけですからね…。
剥き終わったら、一晩水につけておきます。
ちなみに下ごしらえ済みのらっきょうの場合は、塩水(塩1:水2)で一旦さっと煮て冷ましておくようです。
甘酢漬けを作ろう
一晩水につけておいたらっきょうは、ざるにのせて風通しのいい場所で2時間ほど乾かしておきます。
そのあいだに、酢・砂糖(今回はきび砂糖を利用)、塩、とうがらしを琺瑯の鍋かステンレスの鍋で煮立たせ、完全にさましておきます。
こういう時に便利なのは野田琺瑯のスクエア。
保存瓶はホワイトリカーもしくは焼酎でしっかり消毒し、乾かしておきます。蓋の部分もお忘れなく。
あとは完全に乾いたらっきょうを瓶の中に入れ
完全に冷ました甘酢液をそっと瓶の中へ注ぎます。
浸かるくらい上まで注いだら、後はらっきょうが乾燥しないようにサランラップを液体の上にぴったりのせて完成です。多少液が足りなくても、一ヶ月ぐらいするとらっきょうから水気が出てちゃんと液の中に沈むようになります。
一ヶ月後ぐらいから食べられますよ!時々やさしくふってあげるとよいかと。
二ヶ月後、食べてみました。ちょっとピリ辛ですがシャクシャクしてすっごく美味しいです!もうちょっと漬けたらもっと味がしみこんでさらに美味しくなりそう♪ もう市販のらっきょうなんて食べられなくなりますよ!
らっきょうが美味しいと感じるようになったから、おとなになったわー。RT @sorarium: [ブログ更新] sorarium – [レシピ] 自家製らっきょうの甘酢漬けの作り方 http://t.co/jrMyRr2X