前回(→mt factory tour 参加レポート(2)カモ井社員の方のシャツもラッピングバスもマステだった!)の続きです。20分ほどバスに揺られて倉敷市内を移動すると、田んぼと住宅地に囲まれてカモ井の工場が現れました。
「カモ井のリボンハイトリ」という看板が塀沿いに立てられているのですぐにわかりました。工場内へとバスが入っていくと、みんなのテンションが上がってくるのがわかります。
ようやくある建物の前に到着。バスを降りると、出迎えてくれたカモ井の社員の方から、首から下げるパスケースを渡されるので、そこに「mt factory tour PASS」を入れるよう指示されます。
建物内には、たくさんの長い棒状のマスキングテープやものすごく太い状態にロールされたマステがたくさん並んでおり、壁にはマスキングテープで歓迎の意を感じさせるデコレーションがなされていました。
工場見学ツアーのノベルティ
その時に工場見学のノベルティとして、倉敷帆布のトートバッグと工場見学限定のマスキングテープセット(2個セット)が渡されました。
倉敷帆布とmtのコラボトートは、袋部分が約30cm×30cmぐらいでコンパクトなサイズです。色んな柄を取り混ぜたパッチワークのようなデザインで、可愛い!
さらにマステは、カモ井をテーマにしたもので、一つは製造工程をイラスト化したもの。もうひとつは梱包工程をイラスト化したものです。これは改めてまたご紹介したいと思います。
工場見学について
工場は当然ながら撮影禁止でしたので、ここは写真なしで。加工する前のゴムや粘着のりなどを触らせてもらったり、まるで焼き上がりのバームクーヘンみたいな状態のマスキングテープを見せてもらったり、今まで知らなかった部分が見られて本当に面白い。
最初から販売されてるような細い芯に巻いていくのかと思っていたら、最初は大きな芯で巨大なロールにして、そこから機械にセットして細いロールに巻き直していくそうです。その機械も見せてもらいました。
その後、1つずつにカットしていくのですが、柄によっては難しいものもあるそう。そうしてカットしていくと両端が余りますので、これをmtのヘタと呼んでいるそう。後でこのヘタが参加者には1つずつお土産としてもらえます。
工場スペースはそれほど大きくなかったのですが、うわーと思ったのが、業務用のクーラーやロッカー、作業用のテーブル、冷蔵庫などに素晴らしいデコレーションがされていたこと!おそらくスタッフの方がしたんだと思うのですが、すっごくラブリーでこのまま販売してもいいんじゃないかと思ったぐらいです。
そして実は梱包作業などは現在は手作業なんだそう!業務用のマスキングテープなどは機械でもいいそうなんですが、雑貨のmtに関しては、やはり丁寧に手作業でやらないといけないらしく、作業効率を上げることが今後は課題みたいです。
ここで作業されている方はみんな作業着を着てマスクをし、マスキングテープには大敵の埃がつかないよう気を使って作業されていました。
工場見学自体はわりと短い時間でしたが、非常に興味深く、こうしたツアーを企画してくださったカモ井さんに心から感謝したいです。
もともとmt自体が、三人のアーティストの方による工場見学から始まったものですから、カモ井さんとしても原点に立ち返って、あるいは、お礼の気持ちで、という企画だったのかもしれないですね。
最後にアンケートでもとれば、今後にいかせる要望などが集まったのに〜、というのは余計なお世話かもですがw(続く)
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