昨日のエントリ(→【大人の遠足シリーズ】「大阪城」へ行ってきた(1)梅祭りと外周編)の続きです。いよいよ天守閣へと上ります。
入り口にあるのは「号砲」です。大砲かと思ったんですが、これは時刻を知らせるためのもので、武器ではないんですって。
入ってすぐ左手に地味〜なインフォメーションが。
大阪城の記念スタンプ
実はここでインフォメーションのお姉さんに「日本百名城のスタンプは」と聞くと、スタンプを渡してもらえるので自分で押すことができます。
おおーー。大阪城は54番目!これはちょっと集めたくなりますね。日本城郭協会が定めた100名城でスタンプラリーが開催されてるそう。→日本100名城
ちなみに、この「大阪城天守閣観覧記念」スタンプと
こっちのスタンプは、確か2階か3階の記念スタンプ場所で自分で押すことができます。トラベラーズノートのパスポートサイズを持っていたので、つい押してもらっちゃいましたが、いい!これはいいですよ。集めたい、行った場所の記念スタンプを。たいていの観光地には置いてありますし、いつもパスポートサイズ持ち歩こうと思います。
5F 大阪夏の陣図屏風の世界
さて、とりあえずは1階から5階へは直通のエレベーターにのって移動します。エレベーターが開いてすぐ目の前にあるのは、「ミニチュア夏の陣」。
真田幸村隊と松平忠直隊の激戦をミニチュア人形で再現しています。
これは子どもにも大人にも人気。じっくり見つめていると、それぞれに表情があって面白い!
矢を射掛ける松平隊。
応戦する真田幸村隊。
やー、こりゃ大変ですぞ、と後方でしゃべっている侍(笑)
などなど、結構見ていて飽きません。真田幸村隊は158隊、松平忠直隊は149隊。スケール1/20で再現しています。
各武将の旗印も一覧できました。結構洒落者の武将もいたりするんですよね。
ね!旗印って見てると結構デザイン性があって素敵。旗印といえば、武田信玄の『風林火山』が有名ですね。
こちらはパノラマビジョン。大坂夏の陣図屏風に描かれている各名場面のストーリーを絵解きしています。
それぞれの塊ごとにズームアップして解説されるのですが、至る所でドラマがあるんですよね。これ非常に面白かったです。
屏風絵ってこうやってみるとまるで「ウォーリーを探せ」みたいなんだな、と思って、そう気づくとじっくり隅から隅まで見たくなります。こういうの、子供の頃はわかんなかったんですよね、この面白さが。お城とか遺跡とかつまんないって。
今、ようやくわかるようになってきたのがちょっと嬉しかったり。
7F 豊臣秀吉の生涯
7Fに上がると、からくり太閤記があります。ジオラマで秀吉の生涯を描きます。ミニチュア模型の中を、小さな秀吉が動き回るのですが、不思議な感じでした。
あとシーンごとにわかれてるんですが、順番に映るようになっていて(その間他のジオラマで映像は見られない)すごく見にくいというか…。これは改善してほしいです。ぜひ。
8F 展望台とミュージアムショップ
さらにのぼると、ようやく展望台へ。地上50mから、大阪城と大阪のまちを一望できます。フェンスがあるんですが、目線のところはフェンスが切れているのでよく見えます。
お、金のシャチホコ!
遠くーーーーの方に通天閣も一応見えるのですが…
来た邦楽には円形状の大阪城ホールが見えますね。天守閣は東西南北一周して大阪の街を一望できます。
そして、中にはミュージアムショップもあります。お目当てのポストカードもしっかりゲット!
このモノクロ葉書がとっても素敵だったので、数枚購入しました!これは海外の方にも喜ばれそう。よかった。購入したハガキは、また後日青空書簡でご紹介しますね。
こんなレーザークラフトの一筆せんもありました。
一階のミュージアムショップには、先ほどのモノクロハガキは販売されていませんでしたが、このトランプが結構素敵だなぁ、と。広重の浮世絵ですね。
典型的な大阪城のセットポストカードもありましたがこちらは購入せず。
あー楽しかった!大人になってから行くと楽しめることって他にもありそう。大人の遠足シリーズとして、今年はまたどこか別の観光地にも行ってみたいと思います。
【施設情報】
施設名/大阪城
住所/大阪市中央区大阪城1番1号
TEL/06-6941-3044
利用料金/600円
定休日/年末年始(12月28日から翌年1月1日)
営業時間/
午前9時から午後5時まで(最終入館は午後4時30分まで)
GWや桜シーズンなどは開館時間を延長。
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