昨年リリースされたOS Ⅹ Lion。興味はあったものの、継続して受けている仕事があったので、途中で動かなくなったりデータが使えなくなったりしたら困るとスルーしていました。
けれども、年末で仕事もいったん一区切りがつき、(年始に風邪はひいたものの)わりと時間ができたので今がチャンス!と思って、Lionにアップデートすることにしました。
Mac App StoreからOS X Lion (¥2,600)がダウンロードできる時代ってすごい。。
そのままアップデートするとトラブった!という報告が多かったことや、最近Macbook Proの起動自体も遅いし、何かもっさりした印象だったので、この機会にクリーンインストールすることにしました。
でもその前にやることがあります。
Lionで動かないアプリがあるかどうかチェックする
Snow Leopardでは問題なく動いていても、Lionでは動いてくれないアプリもあります。そういうアプリがないか要チェック。
アプリケーションフォルダで、使っているアプリを選択した後、コマンド+Iで情報が出てきます。
赤で囲ったところが、UniversalやIntelだったら、Lionでもおそらく動きますが、PowerPCになっていたら動きません。
ちなみに私が使っていたアプリでPowerPCだったのは、CleanArchiverだけでした。あぁ、これ便利だったのにな…。
まずはバックアップ!とにかくバックアップ!
Time Machineでバックアップはとっていたものの、どうやらLionではLinkStationのNASを使ったTimeMachineは使えない様子。FinderからはTimeMachineのデータにアクセスできるようでしたが、念のため、手動でNASに必要なデータを入れておきました。
これやっといて正解でした!結局、私の環境ではFinderからは何をやってもTimeMachineでとったバックアップにはアクセスできませんでした。
バックアップをとったものは以下の通り。
- ユーザーフォルダの中に入っているデータ一式
- 1passwordのバックアップファイルをエクスポート&iPhoneの1Passwordと同期(結局バックアップファイルからは戻らなかったので、iPhoneと同期して戻した。よかった…!)
- Fontsフォルダ
- HandBreakのプリセットのエクスポート
- Textexpanderのデータ
- VMware Fusion上のデータ…やよいの青色申告、レッツ家計簿
- AppStoreHelperのフォーマットやlinkshare tokenをメモ帳にコピペして保存
- 背景画像やスクリーンセーバー
- ectoの下書きはすべて、下書き状態でアップ(タイトルに【下書き】と入れておいた)
- Lightroomのカタログ
- mail.appの署名をメモ帳にコピペして保存
- はがきデザインキットのアドレスデータをエクスポート
- 入れているアプリ名をメモ帳に書いて保存
- ChromeのブックマークはXmarksで同期
こんな感じでしょうか。iTunesの音楽ファイルや写真データはもともとNASに直接置いているので問題なし。Mail.appも私はGmailを使用しているので保存をとる必要なし。
ライブラリフォルダなども一応チェックしておきましたが、特に問題なさそうでした。アプリによってはライブラリフォルダにデータがあることもあるので、自分でチェックしてみてくださいね。
あとやっといたらよかったなぁと思うのは、NASにバックアップしてクリーンインストールした時点で、NASにしかデータがない状態ということ。ここでNASに何かあればもう終わりです。
なので、できればバックアップのバックアップはとっておいたほうが安心…です。(うちはすごいタイミングでNASが壊れかけて本当に焦りました)
Lionの起動ディスクを作る
やりながらスクリーンショットをとってたんですが、データをどこにやっちゃったか忘れてしまいました。。
MacOS10.7『Lion』インストールの注意とブートイメージ作成方法。 | crocodile notebook
@trmdさんが詳しく書いておいてくれるので、そっちを参考にしてくださいw
要するに、OS X Lion (¥2,600)をダウンロードしたら、インストールせずに、Finderを開く。アプリケーションフォルダにLion.appがあるので、右クリックして「パッケージを開く」。Contents > SharedSupport > InstallESD.dmgがあるので、これをデスクトップなりに保存。
保存できたら、ディスクユーティリティを開いて「ディスクを作成」で保存したInstallESD.dmgを選択すればOKです。
あとは、起動ディスクを入れ、再起動時に「Option」を押したまま起動すれば
こんな風に起動ディスクを選択する画面が出てくるので、CDの方を選べばインストールは進んでいきます。
バックアップをとりながら思ったのは、データがクラウド上にあるとバックアップも楽だなぁということ。
それから、インストール後に思ったのは、バックアップは二重にとっとくと安心感が違うってことですねw
もしLion入れるなら参考にさせていただこう。 OS Ⅹ Lionをクリーンインストールする前にやるべきこと – sorarium / “OS Ⅹ Lionをクリーンインストールする前にやるべきこと – sorarium” http://t.co/OM7ySY3V