今日の切手めぐりの中で一番気に入った切手。
メルヘンシリーズ。
グリム童話の「赤ずきん」切手。
左上→右上→右下→左下
セットになっていて、きちんとストーリーになっているのです。
こんな切手!
グリム童話の中でも「赤ずきん」が好きなんです。
とはいえ、本当に好きなのは原作のペローのほう。
そう、シャルル・ペロー。
赤頭巾ちゃんは、猟師には助けてもらえず、食べられてしまって終わり。
ペローの作品は、残酷ではあるけれど
その中に教訓もおりこんでいるのだった。
河出文庫から出ている「長靴をはいた猫」は
澁澤龍彦の訳によるペローの童話集。私の好きな一冊です。
とにかく片山健の挿絵が素晴らしい。
grafにて。