仕事で近くにいる、という友人A氏とドーナツショップで待ち合わせ。ドーナツ屋なんて何年かぶりに行きました。でもアイス烏龍茶しか飲んでませんが。
ドーナツといえば、村上春樹と槇原敬之かな。「羊男のクリスマス」にも出てくるし、短編にも出てくるし。村上春樹は本当にドーナツが好きなのか?槇原は、確か、終電が行ったわけじゃないけど徹夜でドーナツ屋で喋ってたねってそんな歌だった。
特技って何かな、と聞いてみた。
特技。
「…モールス信号と、手旗信号が打てる…」
と照れくさそうに言ったA氏をまじまじと見つめてしまった。
モールス信号…?!
そんなことが出来る人初めて知りました。(笑)格好良すぎだなぁ。
「まぁ、でも、はっきりいってそんな機会ないんだよね。携帯で助け求めた方がよっぽど早いし確実なんだもん。手旗信号なんて恥ずかしいし」
…確かに…。
いやーでもモールス信号がお互いわかってたら、例えば隣り合ったマンションの15階同士に住んでたら、時間を決めてモールス信号で会話とか出来ちゃうな、と想像したらちょっと興奮してしまった。いや、それこそメールしろよ、という話なんですが、そういうことじゃないんだよ。モールス信号ってのがいいわけで。
ミステリ好きにはたまんないなぁ。他人には容易にはわからない会話って素敵。
私が持ってたらいいな、と思う特技。
例えば…
食事をした時に、完璧にそのレシピがわかる能力とか、
(「あぁ、隠し味に利尻産の根コンプを使ってるな」「醤油を大さじ一杯いれてる」とか言ってみたい)
物を持った時に、「ふん、これは.1.5キロだね。」と正確にわかる能力とか
(いちいち計らなくても郵便料金がわかったりすると便利だな)
(同じように、長さとか高さとか)
数値化できる能力ってのにわりと憧れる。