今日はクリスマスイブですね。この三連休は全国的にかなり冷え込んでいる様子ですが、大阪ではまだ美しく紅葉した樹木を眺めることができます。これは先週末の靱公園(うつぼこうえん)の様子。
この日は青空も広がって、風は冷たいものの、家族づれもちらほら見られました。靱公園は東西に長い公園です。というのも、戦後、占領軍の飛行機専用飛行場として使われていたそう。道を挟んで、東と西に分かれています。
バラ園やテニスコートなどもあるので、このあたり一帯オフィス街にもかかわらず、わりと家族やカップルで来ている人も多いようです。
そんな牧歌的な公園に突如出現したのが…
えっ?!
ちょっと遠目には人のようにも見えてびっくり。近づいてみるといやにリアルです。洋服を着せてるのか、とおもいきや…
洋服も銅像の一部でした!
赤ん坊がもっている毛布や、ベビーカーも全て銅製。こっています。
銅像は3組あって、こちらは、「初めての自転車」という題がついていました。お父さんと息子…?
手の甲の骨や服の皺、時計、結婚指輪といった細部も作りこまれています。
もちろん自転車も本物ではありません。でもこの古びた様子が本物っぽい!
こちらはお母さんと娘?
靴紐を結んであげている様子。
これらはどれも優しいありふれた家族の風景を切り取っていて、作ったのはアメリカの彫刻家J. SEWARD JOHNSON JR氏。公式サイトの作品集を見てみると、ストリートや公園において、服だけ色付けした家族やカップル、子どもの彫刻を多く手がけているようです。
それにしても、結構汚れているせいもありますが、かなりリアルなので夜に見たらぎょっとしそうですね。
靱公園に行ったら、ぜひ探してみてください。
リアルすぎ!夜に見たらぎょっとしそうな靱公園の家族銅像 – sorarium http://t.co/myXfU1y3 @sorariumさんから