最終日。
最も身近にいて、
最も気があって、
先輩というよりも寧ろ戦友のような、相棒のような
そんな人でした。
制作部には、私とその人がいて
私が入社した時から約3年弱、ずっと側でやってきました。
その間に色々な事、例えば彼女の結婚だとか、
最も信頼していた上司の退職だとか、
色々あったけれど
お互いにカバーしあったり、タッグをくんだりしながら
やってきてて
彼女の事がとても好きだった。
社内ではわりと異質なパートではあるから
余計に結束が強かったのかもしれない。
たった二人。
お互いに制作するのが好きで。
デザインの方向性は違ったけれど、
それはたいした問題じゃなかった。
とても、淋しい。
いつか来ることはわかっていたけれど。
新しい人がどうとか、そういうことではなくて。
ただ、私は淋しいんだ。
送別会の後の帰り道、車の中で一人になった時、ほんの少しだけ涙が出た。
今日の夕暮れには、完璧な半円を描く虹が出て、
彼女の10年をしめくくるにはふさわしすぎて
たまらない気持ちになった。
最終日、いろいろと考える事
あっただろうね。
入社時からずっと一緒だった彼女との
別れだもんね…。
涙もろい、そらちゃんとしては1人になるまで
よく我慢できたと思うよ。
7連勤とお別れ ご苦労様。