ムムムム…？！？！？！

さっき、二枚あった布団の一枚をとろうとぐいっとひっぱったら…なにやら黒いものがぽとんと落ちた。

ん？？？

ん…！！！う、動いてる？！？！

ものすごく嫌な予感がしたので目をそむけたくなるのをこらえ、しかと見てみると

うにょうにょうにょうにょ！！！

……！！！！！！！！！！
（あまりにも驚きすぎて声も出ない）

一瞬遅れて、「キャー！」（イマイチ迫力が足りない）と一瞬叫んで、階段を駆け下り母親を呼ぶ。

私「ねぇ、ちょっと！！！あの…ムムムム、ムカ、ムカデ！ムカデがいる！！！」
母「はぁ？！どこに！！！」
私「へ、部屋！私の部屋！とって！」
母「スプレーしなさいよ」
私「ス、ス、スプレェ？！嫌よ！！！してよ！！！」
母「ちょっとちゃんと見張っときなさい。どっか行かないように」
私「えぇぇぇ？！見張るって（…どっか行ったとしてもどうしようもないやん！）。とりあえずわかった！早くきて！」

再度二階へ上がり、じっと見張る。うう、嫌だ、気持ち悪い。あ！ちょっと動かないでよ！！！あー、いやー、本棚のとこに行かないで！やめて！ちょっと！とやきもきしながら待っていると、母親がコックローチを持って、いきなり敵に向かってシューーーーーーーーーー！と攻撃！あぁ！私の本が！！！（涙）

敵もしぶとい！うねうねしながらよけたり、身をくねらせながらなんとか逃げようとする。ぎゃー、イヤー。

ムカデというやつは、とにかくしぶとい。ゴキブリなら三回ぐらいしたら死んでしまうコックローチでも全く弱る様子を見せない。イーヤー！気持ち悪い。何が嫌って、そりゃ、ゴキブリの方が嫌だけど、ムカデもいやだー。（涙）

母「あんたもしなさいよ」
私「はぁ？！嫌よ、気持ち悪いし怖い。早くとってよー（涙）」
母「私も嫌よ！」

と押し問答を繰り返したあげく、寝ていた父親を起こしてとってもらう。

はぁ、なんなの、もうー。とその後掃除機をかけコックローチでべたつくフローリングをぞうきんでふいて、はぁっと座り込んだ私のそばに、再び黒いものがぽとん！と頭から落ちた。

私「キャーーーーーーーーーー！」
母「キャァ！！何！！！またいたん！！！？？？」

…あ、黒いヘアゴムしてたんだった。（汗）

うふ、と苦笑いをすると、ものすごく冷たい目で見られた。何よぅ。

多分、先日ちょっとした来客があって窓を開けっ放しにしていたせいだと母は言うが、まいるわ、もう。というか、もしやこの赤い発疹はムカデ？！ムカデに噛まれせいか？！という気がしてきた。うーん、まさかね。