何かログとして残しておきたい情報など、今まではSpringpadを利用して残してきました。今年になってずっと使ってたんですが、やっぱり何かと不便で、あんまり活用できず。。
実は、最初はEvernoteを使っていたんですが、気になるWebをクリップしていたら一瞬で月に60MBの上限に達してしまいました。かといって、年間45$でプレミアム版にして使うほどそんな活用するかなーと思って、それなら、と似たような機能でそこそこ評判の良かったSpringpadを選んだのです。
なんたって、Springpadは、保存容量無制限というところが魅力的でした。あと、ロゴもEvernoteより好きでしたし。
ところがどっこい。やっぱりEvernoteとは違うところがいくつも。。似ているようでもやっぱり全然違うんだと痛感しました。結局、私の活用法にあってるのは結局Evernoteだという結論に達して、再びEvernoteへと戻ってくることに。
というわけで、どこが駄目だったのか、ということと、今の私のEvernote活用法を書いてみたいと思います。
目次
SpringpadとEvernoteの6つの違い
他にもあるのですが、私が主に利用していた機能に絞って大きく6つ、あげてみました。
1.一番の違いは容量
最初に書いたように、Springpadは無料で無制限。Evernoteは無料だと、1ヶ月にアップロードできる容量は60MBまで。(有料のプレミアム版だと、1ヶ月にアップロードできる容量は1GBまで。$5/月または$45/年)
Evernoteの無料版と有料版の違いはここで比較表を見ることができます。
私はこの容量に惹かれてSpringpadを使い始めました。
2.Mac版のアプリがSpringpadにはない
上の画像がSpringpad、下の画像がEvernoteです。ご覧のとおり、Springpadはブラウザからしかアクセス出来ないんですよね。もちろんiPhoneアプリもiPadアプリもありますが、Macで一番アクセスしてクリップする事が多いので、ブラウザだと面倒なんですよね。
その点、Evernote (無料)は、Macappstoreで手に入れることができます。ブラウザをいちいち開かなくても、さっとアクセスして、メモして、ということが可能。ノートブックの並び順を変えたり、タグを追加・削除するのもさくさくできるのがメリット。
3.Springpadはリスト表示(カラム表示)が出来ない
これも乗り換えた大きな理由の一つです。Springpadはボード表示もあるぐらいで、こういう風にノートパッドのような形でしかそれぞれを表示できません。多くなると見つけるのも大変。なので、一つ開いて確認して、また戻って、としないといけないのも面倒です。
その点、EvernoteだとFinder(エクスプローラー)のようにカラム表示ができて、次々に他のノートブックにアクセスして目的の記事を見つけやすいです。
4.ChromeでのWebクリップ機能が中途半端
SpringpadもEvernoteも、ChromeからWebクリップできる拡張機能があります。Springpadなら、springpad extensionで。Evernoteの場合は、Clip to Evernoteで。
どちらもChromeの右上の拡張ボタンがつき、そこをクリックするとWebクリップなり、ノートにアクセスしたり出来るようになります。
ところが、Springpadの場合、クリップするとき、デフォルトだとこんな感じでページ全体をクリップしてくれません!それも毎回。リンクだけなんですね。これだったら、はてなブックマークでもdel.ici.ousでも一緒ですよね。。
なので、わざわざ選択してクリップしないといけないのですが、それをやったとしても、
綺麗にEvernoteみたいにクリップできるわけじゃなく、よくレイアウトが崩れまくってすごく見にくい状態になったりします。
これは非常にストレスでした。いくら無料でもこれでは。。
逆にEvernoteでは、
ボタンを押すと、ノートブックのところは前回のノートブックをひきついでくれるし、タグも入れられるし、ページ全体orリンクor選択する部分だけクリップも選べて、これまた前回分をひきついでくれるので、非常に楽!さくさくクリップできます。
ちなみに、タグは複数タグを入力する場合は「,」で区切ること。
マイノートをクリックすると、全てのノートから検索することもできます。
5.OCR機能が使えない
SpringpadにはOCR(画像内の文字情報を認識する)機能が搭載されていません。Evernoteは、無料版でもプレミアム版でも画像内文字認識機能が搭載されています。これは、名刺や書類などを撮影して管理するといった方法を考えている場合には、結構大きな機能かな、と。
特に、EvernoteのOCR日本語認識の精度が上がってきたようですし。
ちなみにPDFファイル内の検索は、Evernoteだったらプレミアム版に限り可能です。
6.色んなサードパーティアプリがない
あまり使っている人がいないせいか、Springpadにはサードパーティのアプリがほとんどありません。なので純正のものを使うしかありませんが、Evernoteは色んなアプリが出ています。
その中でも評判がいいのが、この二つのアプリ。
FastEver
カテゴリ: 仕事効率化
掲載時の価格: ¥170
販売会社: rakko entertainment
バージョン: 1.9.2
対応デバイス:全機種
PostEver – 1日分のメモが1つのEvernoteノートに
カテゴリ: 仕事効率化
掲載時の価格: ¥170
販売会社: Atech inc.
バージョン: 2.2.3
対応デバイス:全機種
アプリが多く出ているので、自分に合った使い方が出来るのもEvernoteのメリットかと思います。
そんなわけで、いい加減うんざりしていたのと、もっとログをとっておきたい、活用したいという思いで、再びEvernoteに戻ってきました。
ただ、よく誤解されるEvernoteとSpringpadの違いと活用法 | Lifehacking.jp にもあげられているように、私の活用したい方向とは違った、ということなので、別の活用方法ならSpringpadもいいかもしれません。
明日は私のEvernote活用例を紹介したいと思います。
↓ iPhone版
Evernote
カテゴリ: 仕事効率化
掲載時の価格: 無料
販売会社: Evernote
バージョン: 4.1.4
対応デバイス:全機種
↓ こっちはMac版。
Evernote
カテゴリ: 仕事効率化
掲載時の価格: 無料
販売会社: Evernote
バージョン: 3.0.2
対応デバイス:無し
↓ 外で使うにはかかせないアプリ。
FastEver
カテゴリ: 仕事効率化
掲載時の価格: ¥170
販売会社: rakko entertainment
バージョン: 1.9.2
対応デバイス:全機種
Mac版のEvernoteはないに等しい(くらい重い、いろんな意味で)。| やっぱりEvernoteの方がいい!半年間Springpadを使った私がEvernoteに戻ってきた6つの理由 http://t.co/Ezshi61M