3つ目は、鈴野浩一と禿真哉によるユニット「トラフ建築設計事務所」がデザインし、かみの工作所から発売された「テープフック(tapefook)」です。
クラシコトレーシングという紙で作られているのですが、これが思ったよりしっかりとしていて、アクセサリーや鍵をひっかけても落ちません。
ただし、実際に作るのには苦労したそう。
紙にモノを引っ掛ける!ユニークなデザインの「テープフック」に注目 – 東京ウォーカー
今回は、クラシコトレーシングという素材を使用。“どう曲げて固定するか”という部分で壁にぶつかったが、試行錯誤を重ねた結果、水で曲げて乾燥させることで原型を完成。最終的には、オレンジやグリーン、ピンクなどで展開する製品の色別に、水に浸ける時間や乾燥させる時間を変えて、商品化に至ったという。
パッケージには三種類のテープフックが入っていて、裏のシールをはがして凹凸のないつるりとしたとこりにくっつけます。くっつけて10分ぐらいは何もひっかけずに放置。
ネックレスをかけてみました。
これなら絡まることもないし、壁に穴があくこともありません。