温泉に入って思い切りリラックスしたら、今度はお腹がすいてきました。近くにあるお蕎麦屋さんへと向かいます。駐車場にとめて、案内板の方向へと向かうと、細い道の両側にお土産物屋さんがたくさん並び始めて、観光地っぽくなってきました。
車一台がようやく通れるぐらいの坂道にたちならぶ土産物屋を横目にぐんぐん降りていく風景は、まるで京都の清水寺へ向かう二年坂みたい。5分も歩かないうちに、ちょっとひらけた場所に到着。
ここが公衆浴場「金の湯」です。
日帰り入浴目当てで来ている方はここに来る人が多いのではないでしょうか。建物の周囲にもたくさん人がいました。
その「金の湯」の入り口前にあるのが「太閤の飲泉場」です。ここでは、地下から湧き出た銀泉が無料でテイスティングできます。ただし、時期によっては、飲めない時期もあるそう。この時も湯量が不足しているのか、ちょぼちょぼとしか出ていませんでした。
ものは試し、と手に少しすくって飲んでみます。
んー!!!なんか不思議な塩気というか金気のある味。。お、美味しいとは言いがたいですが、食欲増進などに効果があるんだそう。いや、これ以上食欲が増したら困るんですけど!
金の湯の建物横には無料の足湯コーナーも。ここではたくさんの人がつかって、旅の疲れを癒していました。もちろんお湯は金泉。ちなみに金泉は本当に真っ赤なので、白いタオルだと色がついちゃうので注意ですよ!
さらに少し歩くと、路地のちょっといったところにもくもくと煙がたっている場所を発見!近づいてみると…どうやらここが温泉がわいているスポットのよう!
「妬泉源(うわなりせんげん)」といって、
美しく化粧をした女性がそばを通るとお湯が嫉妬して100℃近くの高温が噴き出したと言い伝えられており、そのことがきっかけで妬湯と名付けられたと言われています
あれ…全然噴きだしてこなかったですが…おかしいな…。。
実は、今出ている泉源は新しい方で、昔の伝説の残る近くの泉源は枯れてしまったんだそう。
さて、金の湯の道路向かいには、有馬玩具博物館|Arima Toys & Automata Museumがあります。またなんでここに玩具博物館なんて?と不思議に思って入ってみたら、ミュージアムショップがあったので覗いてみました。
ヨーロッパの木のおもちゃやカード・ボードゲーム、ドイツ東部・エルツ地方で昔から作り続けられているクルミ割り人形や 煙出し人形などの工芸品、美篶堂のノート、ネフのおもちゃなど、本物のおもちゃがいっぱいで私は大興奮!
これは素敵。まさか、こんな観光地にこんなお店があるとは思ってもいませんでした!うーん、これはぜひ、有馬温泉に行ったら立ち寄ってほしいお店の一つですね。
ちなみに2Fはレストランがあるのですが、もしかしておもちゃにちなんだメニューとかあるのかなぁと覗いてみたら、こちらは普通のメニューでした。残念。
時間がなかったので博物館自体はのぞけませんでしたが、かなり面白そうでしたよ。また、博物館の横にはドイツビールが飲めるバーもあって興味津々でした。
それと、これはかなりびっくりしたのですが、博物館のガラスにはってあったチラシです。なんとneaf(ネフ社)のチーフデザイナーである、ハイコ・ヒリック氏が7/22に来館して講演会&懇親会を行うそう!
有馬玩具博物館|Arima Toys & Automata Museum
スイスのおもちゃメーカー・ネフ社のチーフデザイナーであるハイコヒリック氏が、この夏、有馬温泉にお越しくださいます。ネフ社のこと、おもちゃのこと、彼自身のことなど楽しい話を聞くことが出来るこのイベントに参加してみませんか?
【日時】 2011年7月22日(金)
15:00~16:00 ヒリック氏の積み木パフォーマンス
17:00~18:30 講演会「NAEF社のおもちゃ」
19:00~21:00 懇親会
【会場】 博物館5F展示室
【入場料】 積み木パフォーマンスは入館料のみでご覧いただけます。講演会、ならびに懇親会は飲食代込み、5,000円でご参加いただけます(翌日の入館料無料特典つき)
かなり興味惹かれるのですが、いかんせんちょっと遠いのがネックですね。。でもこういう講演会まで行うこの有馬玩具博物館、侮るなかれ!ですね。
ちなみに、このALIMALI2号店が、阪急西宮北口駅南側にある西宮阪急にも出店しているそうなので、お近くの方はそちらへも訪れてみてくださいね。