入院のお見舞いにもっていく雑誌として「暮しの手帖」は結構おすすめだと思う

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なかなか難しいですよね、お見舞いの時の雑誌選びって。

趣味の雑誌となると、既に読んでいる(持っている)可能性があったり、文学雑誌もこれまた趣味嗜好があるので微妙だし、かといって、料理がメインの雑誌だと病院で食事制限とかあると辛いかもしれないし、ファッション雑誌こそ外したら痛いし。

そんな中で、『暮しの手帖』 はてなブックマーク数はかなりいい線いってるんじゃないかと思ったわけです。

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30代、40代、50代、60代、70代までカバーできるという守備力の広さはすごいですよ。1948年(昭和23年)に創刊しているので、今年で63年目。これだけ長く続いている雑誌なので、高齢の方でも名前ぐらいは知っていますし、買ったことがある、あるいは、昔講読していた、という人も多いです。

内容も雑多。

例えば今月号なら

暮しの手帖社 | 暮しの手帖 第4世紀52号

[目次]
煮魚入門
玉子を使ったブレックファースト
もっとおいしい蒸し料理
煎茶の淹れ方
世界一の美しさ 15の物語
贈り物100のコツ
私のテーブルクロス
徒歩旅行 第24回「静岡県 掛川」
わたしの家 第3回「ふるさとに暮らす 母と子の10年の家」
ワンピースのおんな
世のなか食のなか 第18回「鰹節のひみつ」
おそうざい十二カ月
鶏の治部煮、じゃがいものあっさり煮/酢のもの、和風クリームシチュー
メイドインいいもの 第27回「デロンギ社のスチームアイロン」
エプロンメモ いつもいいことさがし 「笑顔に自信あり」 (聖路加国際病院小児科・細谷亮太)
家庭学校
読者の手帖
暮らしのヒント集
すてきなあなたに
買物案内 網戸を掃除して夏を涼しく
考えの整とん 第27回「その時」 (佐藤雅彦)
気ぬけごはん 11 (高山なおみ 料理:ひじき入り切り干し大根煮、めかぶご飯、ほうれん草とちくわの煮びたし&卵かけご飯)
知っておきたい社会保険・年金
こんにちはさようなら 第23回「五月病対策」 (松浦弥太郎)
パリで大さじ小さじ 第21回「ほんとうは何がいる? キッチンの道具の話」 (寒河江千代)

ものことノート  第21回「角館のイタヤ細工」
随筆
幸せは、勝手口から訪れる。(細川亜衣)/ちかくの森に行こう(浅野房世)/日本に生活デザインミュージアムを(織田憲嗣)/海老蔵(渡辺 保)/食と幸せ(野村友里)/私の絵本体験(松居 直)
健康交差点「口臭が気になったら」 (東京医科歯科大学健康推進歯学分野教授 川口陽子)
今日よりも明日 第33回「日本人は危機を乗り越える力をもっている」 (毎日新聞論説委員 潮田道夫)
心得の教科書 第14回「旅行のマナー」 (篠田弥寿子)
母子の手帖 第9回「根拠のない自信をこどもに育てる大切さ」 (児童精神科医 佐々木正美)
うれしい手紙 第9回「メールにもひと工夫」 (随筆家 丹生谷真美)
わたしの仕事 第9回「キャビンアテンダント」
服と装 第3回「年齢と装いについて」 (スタイリスト 原由美子)
私の読んだ本
鷗外の恋人/隆慶一郎を読む/一週間
ニューヨーカー・ニューヨーカー「母恋の記」 (常盤新平)
ちいさなあとりえ 第3回「春日の竹鹿」
編集者の手帖

料理だけではなく、家のこと、服のことなど暮らしの様々なことが広くとりあげられ、エッセイも随筆も多く文章量が多いので読むところも多い。でも一つ一つはそれほど長くないので、どこを開いてもさっと読めるし、あるいはじっくり読む場合にも楽しめます。

入院中、暇をもてあましている患者さんにはとてもおすすめ。派手さはありませんが、丁寧にしっかりと作られた数少ない雑誌のうちの一つだと思います。

なにより、衣食住に全く興味のない人間なんていませんよね。

というわけで、母に買っていったところ好評だったので一安心。彼女も昔ずっと読んでいたんだそう。「家庭画報」や「婦人公論」あたりも好きだそうで。

それと同時に「Oggi」も好きってお母さん(笑)今日は、Oggi7月号を持っていきます。

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