伊吹からそのまましばらくドライブするとそこは木之本。琵琶湖のてっぺんあたりにある町です。
その町に滋賀県で最も有名なパンを作っている小さなお店があることをご存知でしょうか。
それが「つるやパン」です。北国街道の並びの一軒。
50年前にお婆さんが考案されたコッペパンにたくわんの千切りを挟んだサラダパン。いつの間にか雑誌やテレビで紹介され、ベストセラーになりました。ケンミンショーでも紹介されたそうです。
今では、サラダパンTシャツまであったりします。
本当にかなりの人気商品で、私たちが購入しようとしたら、前にいた男性がかごに10個ぐらい入れて大量買い。一気に並んでいたサラダパンがなくなったと思ったら、すぐ補充され、それをまた後ろにいた男性がいくつも買って、別のカップルも大量買いを…。
おそらくわざわざこのパンを買いにここまで来ている人も多いのでしょう。店の外観をデジカメで撮っている人もちらほら見かけました。
すごい。。
早速私も二つ購入して、一つは車の中で食べてみることにしました。
見た目は普通のコッペパン。
中を開くと…大量のたくわん漬けが!
キワモノ…と思いきや、食べてみると、あら、、、意外といける。いや、むしろ美味しい。何これ(笑)ポリポリとしたタクワンの食感とちょっと塩気のある味とマイルドなマヨネーズがすごく合ってて、くせになる味です。50年のベストセラーは伊達じゃないですね。
あと、@mifdesignからマヨネーズと魚肉ソーセージのサンドウィッチも美味しいときいたので、こちらも気になるところ。丸い食パンラスクも!ちなみにこのラスクのパッケージは、日本パッケージデザイン大賞2007部門賞受賞してます。かわいかー。
また今度寄ってみたいと思います。
ちなみにこの北国街道の通りは古い建物が多くて情緒あふれる街並み。ここだけではなく、少し歩いてみると何百年、何十年と続いているお店があったりもします。
ここは七本槍という近江の日本酒ブランドとしてかなり有名な冨田酒造。茶色い杉玉が飾られているので酒蔵屋さんというのが一目でわかります。杉玉萌え…。
日本酒好きの@kun_moritaさんにとっては垂涎の的ですね。
路地をのぞくと白い蔵がずっと続いてます…。
そういえば、関電とエルマガのウェブマガジンの企画で、grafが木之本を訪れるという企画がありました。
Chapter.1「情趣ある木之本の街並み~醤油作りを見学」|第1回 「滋賀 かつての宿場町・木之本を訪ねて」|grafが近畿2府4県を旅して考えるきれいなくらし|VOICE|EEIE
Chapter.2「450有余年の歴史ある酒蔵、冨田酒造さんを訪ねて」|第1回 「滋賀 かつての宿場町・木之本を訪ねて」|grafが近畿2府4県を旅して考えるきれいなくらし|VOICE|EEIE
こういう昔ながらの製法で誠実に何かを造り続けているお店がずっとずっと残り続けてほしいと切に願います。
これは旧滋賀銀行木之本支店の建物。渋い!
少し遠いですが、このあたりも滋賀に観光にきた際にはぜひ寄ってほしい場所の一つです。
つるやパン
住所/滋賀県長浜市木之本町木之本1105
営業時間/[月~土] 7:30~20:00 [日] 9:00~17:00
定休日/無休
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