Twitterやメールで
■お願い■
関西電力で働いている友達からのお願いなのですが、本日18時以降関東の電気の備蓄が底をつくらしく、中部電力や関西電力からも送電を行うらしいです。
一人が少しの節電をするだけで、関東の方の携帯が充電を出来て情報を得たり、病院にいる方が医療機器を使えるようになり救われます!
こんなことくらいしか関西に住む私たちには、祈る以外の行動として出来ないです!このメールをできるだけ多くの方に送信をお願い致します!
といったようなチェーンツイート、チェーンメールが出回っているようです。
Twitterでは非常に多くの人が同様の文言のツイートを拡散希望!RT希望!とつけてまわしていますし、友人からもこういったメールが届きました。
ただ、これに関してはデマなので安易にRTしたり、メールを転送したりするのはどうかやめてください。こういったチェーンメールはネットワークに高い負荷(トラフィック)をかけることになりますし、悪質な騒ぎに発展する可能性にもなるので。関西電力のサイトでも
○当社はお客さまへの安定供給を維持した上で、11日夕方から、電力各社協力しながら融通可能な範囲で最大限の電気の融通を行っております。[注]
○なお、今のところお客さまに特別に節電をお願いするような状況にはなく、当社名で震災に関連してお客さまにチェーンメールを送ることはございませんので、ご注意ください。
[注]東日本と西日本では、電気の周波数が違います。従って、関西電力の電気を東日本に送るには、周波数を変換しないといけません。この周波数変換施設の容量は上限が決まっております。
と告知が出ています。(15:43追記 関西電力のサイトに周波数の違いについて表記されました)
今のところ公的なソースとしては、大阪市の平松市長のポストがあるので、それを引用させてもらいます。
東京電力の今日午後18時からの300万kw不足について、中部、関西との周波数の違いから、変電所で周波数を変換する必要があります。変電所能力が100万kwですので、関東での電力消費を極力抑えて頂かないとその分足りなくなります。送れる能力は必要量の3分の1で既に供給しています
北海道から九州までの電力系統は、全て送電線で繋がっています。このシステムでは西日本60Hzと東日本50Hzの周波数を変換する必要があり、変電所は新信濃、佐久間、東清水の3箇所でその能力100万kw分を既に供給中です。関東での節電をお願いします。
こうした大規模災害の際に流言飛語はつきもの。ネット環境が進んだだけに情報源の確認は重要です。電力需要の情報については関西電力に確認、東京電力のHPでも確認した情報です。確かな連帯の輪で「思い込み」情報を吹っ飛ばしましょう。
西日本(60Hz)地域で節電が必要になれば、必ずお住まいの地域の電力会社、メディアが伝えます。そうした情報が西日本の電力会社のHPに見当たらないということは、普段通りに「普通に」節電して頂ければ、大丈夫。東日本(50Hz)地域では明日以降も電力会社の情報を参考に節電協力を。
各エリアの周波数は中部電力のサイトで見ることが出来ます。→中部電力|地域と周波数 – 電気のマメ知識
(15:22 追記)
「節電すべきか」という疑問に対する回答(地域別)/原 悟克 : 北海道言論プラットフォーム
被災地に協力したいという気持ちは大切だが、意味のない行動をしてはならない。もちろん、被害に対して不謹慎であってはならないが、被災しなかった地域では、なるべく日常の経済活動をおこなうことも重要だ。冷酷にも思えるが、日本という経済主体の運営は、休む訳には行かないのだから。
も理解に役立ちますし、この通りだと思います。
ということなので、関西エリアの方々はいつも通り、普通に節電に気をつければよいかと。
まわした人たちの、気持ちは本当によくわかるのです。被災者から遠い場所にいる自分にも何か出来ないか、という気持ち。
でも、むしろ、それよりもやるべきことは、東北エリアの経済活動が停止している今、その分、被災しなかった私たちが仕事をきちんとしたり、買い物をしたりして、きっちりと経済活動を行うことかな、と。彼らの分も動く、ということ。その仕事をして得たお金の一部を、たとえば、義援金にまわすことでもいい。
不確かなチェーンメールよりも、今は自分にやれることをやりたい。
健康な人であれば、献血もいいと思います。ただ、献血はある時期に集中すると、その血液の試用期限も一気に切れてしまうので、時期を分散させながら行くのも大事です。一度献血すると、2週間、あるいは一ヶ月献血できなくなるので、時期を見極めてどうぞ。
それから、私のように血液関係の持病を持っている方、薬を服用している方、健康に不安がある方なんかは、義援金、募金も一つの手段だと思います。ただし、街頭募金は怪しいものも多いです。確実に被災者に届けるためには、日本赤十字社等、公的な機関を通じて送るのがよさそうです。
また、東北地方太平洋沖地震 義援金のお願い -【グルーポン-GROUPON】では、一口200円を寄付すると、そこに200円上乗せをして、400円が寄付として日本赤十字社に送られます。
週明けから、おそらくこういった支援する企業、義援金受付窓口などが徐々に増えていくと思うので、私も信頼できて最もよい方法を考えつつ、募金先を検討したいと思っています。
一人でも多くの人の命が助かりますように。
誰かの痛みや苦しみや不安がほんの少しでも解消されますように。
グーグルのブログ検索ページで
たまたまこの記事が上位にあったのでお邪魔しました。
それは朝、母からこの
「関西電力で働いてる友人から・・・」という転送メールが来たからです。
私は単にこういう転送してくださいメールが嫌いなので
誰にも転送しませんでしたが、
デマだったんですね。
早速母にもメールしました。
それと、いろいろまとめて下さってありがとうございます。
私は大阪市内在中なので、
テレビでしか東北の状況を知ることしかできず、
でも外に出ればいつもと変わりない日常で
同じ日本なのにそのギャップに戸惑いつつあります。
出来ることといえば義援金ぐらいなので
微力ですが募金します。