久しぶりに建築の話題。新人建築家の登竜門的な賞と言われている「Ar+D Awards for Emerging Architecture」。今年の受賞者が発表されたのですが、日本からも3組選ばれています!→The architectural review
選ばれたのは、山田良によるアトリエ札幌芸術の森美術館前池 Infinitel Landscape 2010と、矢嶋一裕建築設計による傘庵、そしてそして…
武井誠+鍋島千恵/TNAによるカモ井資料館が選ばれました。そう、あのマスキングテープのカモ井の資料館です。
今年の5月のカモ井の工場見学に行った時に、拝見させていただいた建物なのでびっくりしました。
mt factory tour 参加レポート(4)昔の工場をリノベーションした多目的スペースと史料館 – sorarium
以前は、カモ井加工紙第三撹拌工場だったもので、リノベーションされまして2012年1月に史料館として生まれ変わりました。設計は武井誠+鍋島千恵/TNAです。 新建築 2012年 05月号にこの史料館が …
現在、一般公開はされていないので、貴重なチャンスをいただけて改めて感謝しています。
こちらは二階から見下ろしたところ。
二階には、カモ井の過去のハイトリ紙やポスター、マスキングテープなどが展示してありました。
mt.maskingtapeによると
テープの粘着剤を製造していた工場をリノベーションし、創業以来90年にわたるカモ井加工紙の史料を展示するミュージアムとなった建物です。
二階の穴があいているところは、昔はどーんとぶち抜きで機械があったそうですよ。(と工場見学の時にお聞きしました)
素晴らしいニュース、おめでとうございます!